研究成果の概要 |
胃がん罹患後の生活習慣・社会的要因・心理的要因が予後に与える影響は十分に評価されていない。そのため胃がんサバイバーコホート研究の体制を構築した。愛知県がんセンター中央病院で初回治療を行った胃がん患者を対象に、2015年1月からコホート研究を開始。2017年3月までに246名から同意を得て、追跡を継続している。 胃がん予後の改善のため、びまん型胃がんのスクリーニングを行うバイオマーカーとしてmiR-104, miR-107, miR-194の診断能の検討を行った。胃がん50名と非がん50名の血液で検討したが、十分な診断能は得られなかった。
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