研究課題
若手研究(B)
北海道内の10ヶ所の介護施設等に居住している認知症高齢者312人を対象に、1年間の前向きコホート研究を実施した。施設職員への質問紙を用いたベースライン調査の結果、BPSD有症率が64%であり、症状別では「興奮」が最も多かったことを明らかにした。また、BPSDの時点有症率の関連因子についても検討した。さらに、1年後の追跡調査では、237人から回答を得て、BPSDの1年間の期間有症率、累積発症率、維持率および消失率を算出した。
老年保健医学