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2016 年度 研究成果報告書

労働者に対するインターネット認知行動療法のうつ病予防効果:大規模無作為化比較試験

研究課題

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研究課題/領域番号 26860433
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 衛生学・公衆衛生学
研究機関東京大学

研究代表者

今村 幸太郎  東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 特任助教 (80722793)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードうつ病 / 予防 / インターネット認知行動療法 / 労働者
研究成果の概要

本研究では日本労働者を対象にインターネット認知行動療法(iCBT)の閾値下抑うつ症状改善効果を12ヵ月間の無作為化比較試験で検討した。国内の電気通信企業の全社員(20,000人)を対象に参加を呼び掛け、835人(4.2%)が初回調査に参加した。適格基準を満たした706人を介入群と対照群に無作為に割付け(各群353人)、介入群に対してiCBTを提供した。両群ともに3、6、12ヵ月後に追跡調査を行い、抑うつ症状(BDI-II)および心理的ストレス反応(K6)について質問した。結果として、iCBTはBDI-IIおよびK6を有意に改善した。本iCBTは職場のストレスマネジメントに有用と考えられる。

自由記述の分野

産業精神保健

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公開日: 2018-03-22  

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