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2015 年度 実施状況報告書

脳腫瘍患者の病状説明における芸術的アプローチの応用研究

研究課題

研究課題/領域番号 26860458
研究機関京都府立医科大学

研究代表者

古野 優一  京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (20453102)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードインフォームドコンセント / 医療の質 / 漫画
研究実績の概要

平成26年度に京都精華大学漫画製作担当者らとともに病状説明用漫画「聴神経腫瘍」を作成した。平成27年3月に発刊にいたり、以後臨床現場で実際に使用を開始した。京都府立医科大学倫理審査委員会へ本研究の申請を行い、平成27年9月に承認を得た。以後、研究対象となる患者さんに研究概要を説明し、同意を得られた患者さんに病状説明用漫画を読んで頂き、病状説明用漫画に対するアンケートへの返答を頂いた。平成28年3月の段階で10名の対象患者様から病状説明用漫画に対するアンケートの返答を頂いている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

昨年度の漫画製作期間が予想よりも短縮された。一方、医学倫理審査委員会への申請、承認の段階で予想以上に時間を要し、アンケート調査の開始が当初予定通りの平成27年9月からになった。

今後の研究の推進方策

平成28年度は平成28年12月までアンケート調査を継続し、平成29年1月から調査結果を解析を開始する予定である。

次年度使用額が生じた理由

国際学会、論文投稿などに研究費を使用する予定であったが、平成27年度は論文投稿が間に合わず、スケジュール的に国際学会に参加できなかった。

次年度使用額の使用計画

テキストデータマイニングに必要な統計ソフトの購入に充てる予定。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2015

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] Medical Comics as Tools to Aid in Obtaining Informed Consent for Stroke Care.2015

    • 著者名/発表者名
      Furuno Y, Sasajima H.
    • 雑誌名

      Medicine

      巻: 94 ページ: 該当なし

    • DOI

      10.1097/MD.0000000000001077

    • 査読あり / オープンアクセス / 謝辞記載あり
  • [学会発表] 脳神経外科領域での病状説明用漫画の使用経験2015

    • 著者名/発表者名
      古野優一,笹島浩泰,後藤幸大,会田和泰,川邊拓也,大和田敬,立澤和典
    • 学会等名
      第74回日本脳神経外科学会総会
    • 発表場所
      札幌
    • 年月日
      2015-10-14 – 2015-10-16

URL: 

公開日: 2017-01-06  

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