研究課題
若手研究(B)
C型慢性肝炎に対するシメプレビル・ペグインターフェロン・リバビリン療法において多施設共同研究を行い、治療効果関連因子を検討し、治療効果向上に繋がる方策を考案した。未治療例ではIL28B-non-TT例にリバビリン高用量投与、ペグインターフェロン・リバビリン無効例では治療開始2週時HCV-RNA陽性例に48週までのペグインターフェロン・リバビリン延長投与を行うことにより著効率が高率となり、テラプレビル非著効例ではシメプレビル交叉耐性は認めず、テラプレビル薬剤耐性変異に関わらず著効が得られた。
医学 C型肝炎ウイルス C型慢性肝炎治療