研究課題
若手研究(B)
大腸発癌に関連する可能性があるとされている飽和脂肪酸の発癌促進効果を、大腸発癌マウスモデルに対してパルミチン酸を経内頸静脈持続投与および腹腔内投与することによって評価する方法を確立した。飽和脂肪酸は大腸上皮細胞の増殖を有意に亢進することを確認した。またその分子メカニズムとして、飽和脂肪酸/ Toll-like receptor(TLR)4/JNK経路が関与する可能性についてTLR4欠損マウスを用いて実証した。
医歯薬学