研究課題
若手研究(B)
研究期間内に肝細胞癌を有する計5症例6結節に対し不可逆電気穿孔法(IRE)治療を行った。重篤な有害事象は1例も認めず、治療の安全性は担保された。特に、主要な肝内血管に近接する腫瘍に対しても安全かつ効果的に治療を行うことが可能であった。このような結節は現在のラジオ波焼灼療法に代表される熱凝固療法では治療が困難であり、IRE治療の意義は高いと考えられた。
肝臓内科学