研究課題
若手研究(B)
膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN)における悪性度を解明するため腫瘍が産生する粘液に着目した、最終的な代謝産物を同定し、癌、非癌による相違を明らかにすることを目的とし膵液のメタボローム解析を行なった。最終的に悪性で204成分、良性で286成分まで絞り込まれたが、これ以上の同定は不能であった。理由として保存膵液の状態や、個体差による影響が強いと考えられ、さらに症例数を増やし絞り込む必要があると考えられた。
消化器内科学