研究課題
胆道がん細胞株のFGFR2-AHCYL1とFGFR2-BICC1融合遺伝子の強制発現株を作成した。FGFR阻害剤による脱リン酸化の確認を免疫沈降法およびWBで確認した。FGFR2融合遺伝子による細胞株のinvasionおよびmigration能の更新は認めず、さらに、増殖アッセイにおいても同様の結果であった。そのため、強制発現株による生物学的な変化およびFGFR阻害剤による抗腫瘍効果の予測は容易ではないものと判断された。そこで、我々は国立がん研究センターの病理検体から胆道がん細胞株の樹立による胆道がんencyclopediaの作成を実施中である。同時にヒト検体から次世代シークエンサーを用いたFGFR遺伝子変異およびFGFR2融合遺伝子の検出と臨床試験内でのFGFR阻害剤の投与を実施している。
すべて 2016
すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件、 オープンアクセス 4件)
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