研究課題
若手研究(B)
心房中隔欠損症(ASD)カテーテル治療前の発作性/持続性心房細動(AF)に対するカテーテルアブレーション(RFCA)施行の有無で2群に分け、ASDカテーテル治療後のAF再発を比較した。観察期間におけるAFの再発はRFCA群、no-RFCA群でそれぞれ3/35例(9%)、10/17例(59%)であり、RFCA群においてAF再発が有意に少ない結果であった(P<0.001)。AFを有するASDにおいて、ASD閉鎖前のRFCAがASD閉鎖後のAF抑制に有用であることが示唆された。
循環器内科学