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2016 年度 研究成果報告書

心臓リハビリテーションによる脳由来神経栄養因子を介した心不全治療の検討

研究課題

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研究課題/領域番号 26860574
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 循環器内科学
研究機関熊本大学 (2016)
国立研究開発法人国立循環器病研究センター (2014-2015)

研究代表者

高潮 征爾  熊本大学, 医学部附属病院, 助教 (50573599)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード心不全 / 抑うつ / リハビリテーション / 脳由来神経栄養因子
研究成果の概要

我々は心不全患者における脳由来神経栄養因子(BDNF: Brain-derived neurotrophic factor)を評価し、心臓リハビリテーションによるBDNF値の変化と、抑うつ症状や運動耐容能の改善が相関するか検討した。BDNF値は心不全が重症になると低下し、その低下は予後不良因子であった。心臓リハビリテーションによりBDNF値は有意に上昇するが、運動耐容能やBNPの改善とは相関せず、抑うつ症状の指標と相関が見られた。本研究の結果から、心不全患者ではBDNFは低下しており、心臓リハビリテーションによるBDNF上昇は抑うつ症状改善と関連する可能性が示された。

自由記述の分野

循環器内科

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公開日: 2018-03-22  

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