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2015 年度 研究成果報告書

喫煙誘導性肺気腫と骨粗鬆症に共通する病態

研究課題

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研究課題/領域番号 26860617
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 呼吸器内科学
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

佐々木 衛  慶應義塾大学, 医学部, 助教 (90573311)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワード慢性閉塞性肺疾患 / 骨粗鬆症
研究成果の概要

COPD患者における骨粗鬆症と肺気腫病変との共通する病態基盤は明らかなとなっていない。長期喫煙曝露肺気腫マウスモデルを用いて、骨代謝、骨構造、骨組織を観察した。細胞レベルでの喫煙の影響を確認するために、破骨様細胞を用いてタバコ煙抽出液の投与実験を行った。
動物実験では、短期喫煙曝露では骨吸収と骨形成がともに抑制される低回転性骨代謝が認められたが、長期喫煙では逆に高回転性骨代謝へと変化した。骨密度は増加したが、骨組織において破骨細胞の増加を認めた。細胞実験では、タバコ抽出液の投与により破骨細胞への分化が抑制され、短期喫煙による骨吸収抑制が細胞レベルで確認された。

自由記述の分野

呼吸器内科

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公開日: 2017-05-10  

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