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2015 年度 研究成果報告書

特発性肺線維症合併肺癌の術後急性増悪におけるwnt/βcateninの関与の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 26860621
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 呼吸器内科学
研究機関産業医科大学

研究代表者

石本 裕士  産業医科大学, 医学部, 講師 (00457558)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワード特発性肺線維症 / 急性増悪 / WNT/β-catenin signaling
研究成果の概要

ブレオマイシン(BLM)肺臓炎モデルマウスを用いてWNT10AとTGF-βの発現を評価し、細胞実験ではTGF-β あるいはBLMとWNT10Aの相互関係を評価した。また外科的肺生検が実施されたIPF患者におけるWNT10A発現と予後の検討を行った。
BLMマウスではWNT10AとTGF-βの発現は亢進していた。リアルタイムPCRおよびルシフェラーゼレポーターアッセイではTGF-βによるWNT10AとTGF-βの発現を確認した。WNT10A陽性のIPF患者では予後不良であり、急性増悪発症予測因子であった。
WNT10AはTGF-βを介した線維化に重要な役割を担っており、急性増悪の予測因子になり得る。

自由記述の分野

呼吸器内科

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公開日: 2017-05-10  

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