研究成果の概要 |
tRNAの構成成分である修飾核酸1-メチルアデノシンの挙動変化を検知することが急性腎傷害の新しいバイオマーカーとなることを明らかにした(Mishima,JASN,2014)。また大迫研究コホートのサンプルを用いた一般住民の解析から血中の1-メチルアデノシン濃度がその後の総死亡率と相関することを明らかにした。さらに本研究の過程から各種修飾塩基(1-メチルアデノシン、N6メチルアデノシン、シュードウリジン、5-メチルシチジン)に対するモノクローナル抗体を使用してRNA内の修飾を簡便に検出するImmuno-Northern blotting法を確立した(Mishima,PLoS ONE,2015)。
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