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2015 年度 研究成果報告書

インスリンによるWNKシグナル調節機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 26860628
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 腎臓内科学
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

西田 秀範  東京医科歯科大学, 医歯(薬)学総合研究科, 非常勤講師 (40707379)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワード塩分感受性高血圧 / WNK / KLHL3 / インスリン / 質量分析
研究成果の概要

近年我々はKLHL3-Cullin3複合体によるWNKキナーゼ分解が塩分再吸収に重要であることを示した。またインスリン-PI3K-AktシグナルはWNKを制御するがその機序は不明だった。このため質量分析を用いてKLHL3のリン酸化部位を検索し、KLHL3 S433が同定された。S433リン酸化はKLHL3とWNK4の結合を障害していた。キナーゼアッセイではAktはS433をリン酸化した。培養細胞ではインスリン刺激でS433リン酸化が亢進した。以上からAktによるKLHL3リン酸化がWNK4との結合を制御することが示された。これはインスリンによるWNK制御のメカニズムの1つと考えられた。

自由記述の分野

腎臓内科学

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公開日: 2017-05-10  

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