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2016 年度 研究成果報告書

糖尿病性腎症の新規バイオマーカー、メガリンの尿中逸脱機序の検討

研究課題

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研究課題/領域番号 26860630
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 腎臓内科学
研究機関新潟大学

研究代表者

細島 康宏  新潟大学, 医歯学総合研究科, 特任准教授 (50464003)

研究協力者 デ シャンカジット  
桑原 頌治   (70645209)
蒲澤 秀門   (20794639)
斎藤 亮彦   (80293207)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード糖尿病性腎症 / バイオマーカー / メガリン / 近位尿細管 / エクソソーム
研究成果の概要

糖尿病性腎症における近位尿細管エンドサイトーシス受容体メガリンの尿中排泄機序について検討した。2型糖尿病患者のアルブミン尿の増加に伴って、尿中細胞外小胞の排泄およびそのエクソソーム分画の全長型メガリン(C-メガリン)量が増加していた。培養近位尿細管細胞において、C-メガリンの排出は糖化終末産物の取り込みによるリソソーム負荷に関連しエクソサイトーシスを介して増加した。メガリンを介する腎症モデルである高脂肪食負荷マウスにおいても、尿中C-メガリン排泄は細胞外小胞を介して増加していた。以上より、尿中C-メガリン排泄はメガリンを介する糖尿病性腎症の発症・進行機序と関連していることを明らかにした。

自由記述の分野

医歯学系

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公開日: 2018-03-22  

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