• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2017 年度 研究成果報告書

振動分光技術を用いた非標識α-シヌクレインのin vivo定量的測定法の開発

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 26860660
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 神経内科学
研究機関東京大学

研究代表者

長島 優  東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 特任研究員 (20635586)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2018-03-31
キーワードシヌクレイン / パーキンソン病 / ラマン分光法
研究成果の概要

本研究では、パーキンソン病で脳に蓄積するα-シヌクレインを、非標識下に生きた細胞・組織中で定量的に検出する方法論の開発を行った。成果として、培養細胞や組織標本を対象に、安定してラマン分光画像を測定する測定系を開発できた。これを用いて、試験管内で作成したα-シヌクレイン凝集体、培養細胞中に形成したα-シヌクレイン凝集体のラマン分光画像を測定し、化学構造を反映したラマンシフトの空間分布を解析した。α-シヌクレイン凝集体のラマンスペクトル波形には、非凝集状態では認められない特徴的なラマンシフトが存在し、この波形がα-シヌクレイン凝集体の分子特異的マーカーとして、生体内で機能する可能性が示唆される。

自由記述の分野

神経内科学

URL: 

公開日: 2019-03-29  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi