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2015 年度 実績報告書

Hmga2トランスジェニックマウス等を用いた骨髄増殖性疾患の病態解明

研究課題

研究課題/領域番号 26860720
研究機関福島県立医科大学

研究代表者

植田 航希  福島県立医科大学, 医学部, 助教 (80632190)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワードHMGA2
研究実績の概要

HMGA2の発現量を検討したPMF症例において、HMGA2を抑制性に制御するlet7が高発現しているにも関わらずHMGA2も高発現している症例がみられた。そこで、10例ほどのPMF症例を含む40例のMPN症例の骨髄DNA検体を用いて、骨髄性腫瘍で高頻度に変異が報告されている遺伝子約50種類のtarget sequenceを行ったところ、EZH2やASXL1変異のある症例で前述のようなHMGA2高発現症例を認めた。一方、JAK2-TgとEZH2-コンディショナルノックアウトマウス(EZH2-cKO)を交配し、EZH2を除去すると、数か月の経過でHMGA2を高発現する重症のPMFを発症することが報告されている。このマウスモデルの骨髄細胞でshRNAを用いてHMGA2をノックダウンし、移植すると骨髄線維症の表現型が消失または減弱することを確認する実験を遂行中である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2015

すべて 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] Expression of HMGA2 Collaborates with JAK2V617F to Progress Myeloproliferative Neoplasm2015

    • 著者名/発表者名
      Koki Ueda, Kazuhiko Ikeda, Kazuei Ogawa, Akiko Shichishima, Kotaro Shide, Kazuya Shimoda, Yuko Hashimoto, Philip J Mason, Monica Bessler, Yasuchika Takeishi
    • 学会等名
      American Society of Hematology (ASH) Annual meeting and Exposition
    • 発表場所
      オーランド
    • 年月日
      2015-12-05 – 2015-12-08
    • 国際学会

URL: 

公開日: 2017-01-06  

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