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2016 年度 研究成果報告書

悪性リンパ腫の臓器指向性のメカニズム解明と節外臓器浸潤を抑制する新規治療法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 26860724
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 血液内科学
研究機関名古屋大学

研究代表者

島田 和之  名古屋大学, 医学部附属病院, 講師 (50631503)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード悪性リンパ腫 / 腫瘍微小環境 / 節外臓器浸潤
研究成果の概要

悪性リンパ腫の治療成績は、抗体医薬併用化学療法により向上しているが、経過中の節外臓器浸潤はしばしば予後不良となる。本研究では、悪性リンパ腫の臓器特異的な病変形成に関わるメカニズムのための研究を行った。その結果、血管内大細胞型B細胞リンパ腫においては、腫瘍細胞の細胞遊走が阻害されていることが病態に関与している可能性を明らかにすることが出来た。さらに節外病変を形成する悪性リンパ腫に高頻度に認められる19番染色体長腕の増幅に着目し、同染色体上に存在するSPIB遺伝子が抗アポトーシス作用に関与し、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫の新たな予後不良因子となることを明らかにすることが出来た。

自由記述の分野

血液内科学

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公開日: 2018-03-22  

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