研究成果の概要 |
SKGマウス(BALB/c背景)は、関節リウマチのモデルマウスである。本研究では、遺伝的背景をBALB/c背景からC57BL/6背景に変えたC57BL6 ZAP70skg/skgマウス(B6 SKGマウス)が、種々のToll like receptor刺激後に、抗DNA抗体の産生や免疫複合体の沈着を伴うループス様腎炎を発症することを見出した。B6 SKGマウスでは、follicular helper T細胞(CXCR5+, PD-1high Bcl6+)が自然に増大しており、そのためgerminal center B細胞(Fas+, GL-7+)が増大し自己抗体の産生に至ることが示唆された。
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