研究課題
若手研究(B)
細菌性髄膜炎は発症率が高く、乳児では重症化することが知られている。 また、予後不良(脳梗塞または難聴)の割合も20%と高い。 肺炎球菌およびインフルエンザ菌が主要な原因菌として知られているが、近年薬剤耐性菌が増加しており、治療が困難になるケースもある。 そのため、ワクチンの予防は重要になってきている。この研究では、免疫細胞および肺炎球菌の動態をライブイメージング技術によって分析した。 その結果、肺の中の感染の焦点の形成が観察された。 さらに、肺内部の免疫細胞の蓄積も観察された。
細菌学