• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2016 年度 研究成果報告書

インフルエンザウイルス感染におけるHIF-1aの役割 ; ARDS治療に向けて

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 26860776
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 感染症内科学
研究機関公益財団法人東京都医学総合研究所

研究代表者

池尻 藍  公益財団法人東京都医学総合研究所, ゲノム医科学研究分野, 研究員 (30528295)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードInfluenza / HIF-1a / Dendritic cells
研究成果の概要

高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1)感染は重症化すると、急性呼吸窮迫症候群(ARDS)を発症する。ウイルスの中和には抗体が必要であるため、抗体産生において重要な抗原提示細胞の一つである樹状細胞に着目した。H5N1感染ではT細胞と結合する樹状細胞が減少し、抗体産生が低下していた。更にH5N1感染を効果的に防御するワクチニアウイルスをベースとしたワクチンを接種したところ、T細胞と結合する樹状細胞の数が増加したことから、H5N1感染によるARDS発症には樹状細胞数低下による液性免疫応答の低下が原因であることを証明した。

自由記述の分野

感染免疫

URL: 

公開日: 2018-03-22  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi