研究課題/領域番号 |
26860778
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
感染症内科学
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研究機関 | 独立行政法人国立病院機構(長崎医療センター臨床研究センター) |
研究代表者 |
山本 和子 独立行政法人国立病院機構(長崎医療センター臨床研究センター), 臨床研究センター, 客員研究員 (10398167)
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研究協力者 |
Mizgerd Joseph P. Boston University School of Medicine, Pulmonary Center, Director
太田 賢治 長崎大学, 大学院 医歯薬学総合研究科病態解析・診断学, 大学院生
山崎 一美 独立行政法人 長崎医療センター, 臨床研究センター, 臨床疫学研究室長
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 人工呼吸器関連肺炎 / 予後因子 / サイトカイン / 肺上皮 / ARDS |
研究成果の概要 |
人工呼吸器関連肺炎(ventilator associated pneumonia: VAP)は院内肺炎のうち、とくに死亡率が高く予後不良な疾患である。今回の研究成果から、VAPの予後不良となる因子として、①人工呼吸器装着後5日以上経過した遅発性のVAPであること、②成人呼吸促迫症候群:Adult Respiratory Distress Syndrome(ARDS)の合併があること、③グラム陰性菌による肺炎であること、が抽出された。グラム陰性菌による肺免疫細胞の過剰サイトカイン産生によるARDSが肺傷害の原因となり、それらを保護調節する肺上皮細胞選択的産生物質が必要であることが示唆された。
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自由記述の分野 |
呼吸器内科学、感染症学
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