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2015 年度 研究成果報告書

新しい心磁図指標を用いた小児の早期再分極症例の突然死リスク評価に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 26860782
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 小児科学
研究機関筑波大学

研究代表者

加藤 愛章  筑波大学, 医学医療系, 講師 (90635608)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワード早期再分極症候群 / 心磁図 / J波症候群 / 特発性心室細動 / 突然死 / 学校心臓検診
研究成果の概要

心電図で早期再分極(J波)を有する小児の突然死リスクの評価に心磁図が有効かを検討した。一般小児におけるJ波の頻度、出現パターンについて、7,540名の健常小児の心電図を用いて解析した。中学1年生の男児では12.8%でJ波を有し、年長児の男児でJ波が多い傾向があった。J波を有した91例の心磁図の解析では、Brugada症候群のJ波は電流アロー図で特徴的な所見がみられた。他の症例では、J波を立体的な電流ベクトルとしてとらえることができたが、一貫した傾向を見出すことができなかった。今回の検討で突然死の予測には心磁図の有用性は示せなかったが、J波の詳細な検討に心磁図が有用である可能性が示された。

自由記述の分野

小児科学

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公開日: 2017-05-10  

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