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2016 年度 研究成果報告書

小児脳腫瘍に対するGD2特異的キメラ抗原受容体を用いた遺伝子改変T細胞療法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 26860789
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 小児科学
研究機関信州大学

研究代表者

平林 耕一  信州大学, 医学部, 助教(特定雇用) (10645534)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードキメラ抗原受容体(CAR) / 遺伝子改変T細胞療法 / 小児脳腫瘍 / 網膜芽細胞腫 / ボリノスタット
研究成果の概要

小児脳腫瘍および網膜芽細胞腫にGD2が高頻度で発現していることを確認した。次に、非ウイルス遺伝子導入法であるpiggyBacトランスポゾン法を用いてGD2特異的キメラ抗原受容体を遺伝子導入したT細胞(GD2 CAR T細胞)を作製した。GD2 CAR T細胞とGD2陽性腫瘍細胞株(脳腫瘍および網膜芽細胞腫)を混合培養したところ、GD2 CAR非導入T細胞に比べて明らかに腫瘍細胞数が減少し、抗腫瘍効果が示された。抗腫瘍効果を高めるために、ヒストン脱アセチル化酵素阻害薬であるボリノスタットを併用したところGD2 CAR T細胞の抗腫瘍効果は高まった。

自由記述の分野

小児血液腫瘍

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公開日: 2018-03-22  

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