研究課題
若手研究(B)
West症候群と焦点性てんかんにおいて、脳磁図おける高周波律動とてんかん原性領域の関連性について検討した。皮質形成異常や結節性硬化症を伴うWest症候群において、発作間欠期の棘波に先行して出現する80-150 Hzの高周波が優位に出現する部位が、画像結果や脳波、手術部位と一致していた。脳磁図の高周波解析が限局した皮質形成異常だけでなく、皮質結節の多発する結節性硬化症においてもてんかん原性領域の同定に有用な可能性が示唆された。
小児科