DENNドメイン蛋白質による神経芽腫がん幹細胞の発生・分化制御機構の解明

2015 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 26860801
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 小児科学
• 研究機関: 神戸大学
• 研究代表者: 山本 暢之 神戸大学, 医学部附属病院, 助教 (20596043)
• 研究協力者: 西村 範行 神戸大学, 大学院, 特命教授 (00322719) ; 早川 晶 神戸大学, 大学院, 准教授 (40379376) ; 小阪 嘉之 兵庫県立こども病院, 血液腫瘍科, 部長 ; 矢内 友子 兵庫県立こども病院, 血液腫瘍科, 医長
• 研究期間 (年度): 2014-04-01 – 2016-03-31
• キーワード: 神経芽腫 / 細胞内小胞輸送 / 低分子量G蛋白質 / DENNドメイン蛋白質

研究成果の概要

神経芽腫高リスク群患者は、50%以上が再発し、未だ長期生存率は40%に満たない。細胞のダイナミックな変化を支える細胞内小胞輸送は、再発に関与する神経芽腫がん幹細胞の発生・分化に重要な役割を果たすと考えられる。本研究では、細胞内小胞輸送の重要な制御分子であるDENNドメイン蛋白質に注目し、そのメンバーが神経芽腫の腫瘍形成・進展に関与することを明らかにした。

自由記述の分野

小児血液腫瘍学