研究課題
異なったウイルスベクターと人工ヌクレアーゼの組み合わせによる遺伝子ターゲティング効率を調べるため、平成26年度に作製した、改良型アデノ・アデノ随伴ウイルスハイブリッドベクターを用いて、ヒト血球系細胞株K562細胞における、遺伝子ターゲティングを行った。結果、異なった組み合わせを用いた場合でも、同程度の効率での遺伝子ターゲティングを認めた。また、正常ヒト臍帯血由来CD34陽性細胞からのコロニーアッセイにおいて、アデノ・アデノ随伴ウイルスハイブリッドベクターと人工ヌクレアーゼの併用時の遺伝子ターゲティングを引き続き行った。人工ヌクレアーゼの種類、導入方法を改良することで、平成26年度での検討に比べて、より効率よく遺伝子ターゲティングを行うことができた。
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Gene Therapy
巻: VOL.23 ページ: 205-213
10.1038/gt.2015.91