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2015 年度 研究成果報告書

HMGA2がん遺伝子を標的とした新規治療法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 26860819
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 小児科学
研究機関京都府立医科大学

研究代表者

宮地 充  京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (40584983)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワード横紋筋肉腫 / HMGA2 / netropsin / がん遺伝子
研究成果の概要

我々はHMGA2遺伝子が高発現している胎児型横紋筋肉腫(以下ERMS)の細胞株におけるHMGA2の機能解析を行った。HMGA2の発現抑制によりERMS細胞株の増殖抑制、G1期細胞周期停止、筋分化の促進が生じた。次にHMGA2とDNAの結合を阻害すると予想されるnetropsinの抗腫瘍効果を検討した。3種類のERMS細胞株でIC50は、それぞれ148、158、87microMであった。ERMS細胞株の異種移植腫瘍に対し、netropsinは用量依存的に抗腫瘍効果を示した。これらの結果からHMGA2はERMS細胞株の造腫瘍性に関与しており、netropsinが抗腫瘍効果を有することが示唆された。

自由記述の分野

小児がん

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公開日: 2017-05-10  

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