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2016 年度 研究成果報告書

新生児低酸素性虚血性脳症に対する新規追加治療の研究

研究課題

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研究課題/領域番号 26860847
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 胎児・新生児医学
研究機関独立行政法人国立病院機構四国こどもとおとなの医療センター(臨床研究部(成育)、臨 (2015-2016)
香川大学 (2014)

研究代表者

神内 済  独立行政法人国立病院機構四国こどもとおとなの医療センター(臨床研究部(成育)、臨, 小児科, 医師 (10595929)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード新生児低酸素性虚血性脳症 / 脳血液量 / 脳波 / 新生児仮死 / 低体温療法 / 新生仔豚 / 新生児脳症 / 脳組織ヘモグロビン酸素飽和度
研究成果の概要

本研究の目的は、低酸素性虚血性脳症(HIE)の低体温療法(HT)に追加する新規治療法の開発である。HTの治療不応例の選別方法を確立するため、新生仔豚仮死モデルを用いて、低酸素虚血負荷後のHT中の脳波抑制時間、脳血液量 (CBV)と、病理学的組織障害の関係を調べた。その結果、平温療法群では脳波抑制時間が長いものは脳血液量増加が大きかったのに対し、HT群では脳波抑制時間が長いものは脳血液量低下が大きかった。生後早期の脳波とCBVの評価により、HT治療中においてもHT治療不応例を選別することが可能で、そのような症例に対し新規治療法を適応することで、HIEの予後改善に大いに寄与できると考えられた。

自由記述の分野

新生児医療

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公開日: 2018-03-22  

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