研究課題
研究代表者らは、本研究の成果を平成26年度に国際誌に発表した(Takenouchi T et al. Therapeutic hypothermia achieves neuroprotection via a decrease in acetylcholine with a concurrent increase in carnitine in the neonatal hypoxia-ischemia. J Cereb Blood Flow Metab. 2015 May;35(5):794-805. doi: 10.1038/jcbfm.2014.253)。また、2015年9月に京都で行われた第10回国際微小循環学会(10th World Congress for Microcirculation)において発表し、海外の研究者と有意義な意見交換を行った。本学会で、研究代表者は、Kanrinmaru Poster Awardを受賞した。その後さらに国内外の研究者と意見交換を行った結果、水分を多量に含む新生仔の脳組織から、特に組織学的構造を維持しつつ、より効率的に脳代謝物を取り出す方法について検討を行った。本研究で得られた知見を将来実際の臨床現場へ還元するためには、今後、低体温および常温の設定温度を変えた条件下での検討、抗てんかん薬等による併用療法の効果について検討を進める必要があると考えられた。
すべて 2015
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)
J Cereb Blood Flow Metab.
巻: 35 ページ: 794-805
10.1038/jcbfm.2014.253.