研究課題
本研究においては中~低リスク新生児における学齢期以降の高次脳機能障害の原因を多角的な脳機能観察ツールによって突き止めるとともに、介入可能な標的を明らかにすることを目的としている。研究1年目には各種パラメータの情報が収集可能であることを確認し、2年目以降はパラメータの選別、時系列データの収集を目標として取り組んだ。しかし研究期間途中での異動もあり、収集不可能なパラメータ、時系列データの収集を中断せざるを得ない部分もあった。現在は継続可能な研究計画を立案、データ収集を開始している。
4: 遅れている
施設異動の関係で時系列データの収集が中断してしまったこと、測定器械の故障で計測が中断していたことが遅延の原因としてあげられる。しかし現在は器械のトラブルも解消し、測定を再開している。
縦断的なデータ収集が必須のため症例数を増やす必要がある。計測ツールについても操作できる者が限られるため、研究に参加、協力可能な人材を養成する必要がある。
呼吸心拍情報解析のためのソフトウェア、コンピュータが必要である。現在、呼吸心拍情報を取得できるモニターが2台のみであり、データ集積に限りがある。病的新生児は最低でも1週間は当施設に入院しており、長期連続データを継続して取得できることは本研究の特徴でもある。
呼吸心拍情報解析のためのソフトウェア、コンピュータの購入
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Scientific Reports
巻: 1038 ページ: 39508
巻: 1038 ページ: 31354