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2014 年度 実施状況報告書

サイトメガロウイルスの経胎盤感染におけるウイルス動態解析

研究課題

研究課題/領域番号 26860857
研究機関国立感染症研究所

研究代表者

山田 壮一  国立感染症研究所, ウイルス第一部, 主任研究官 (10514119)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワード胎盤感染
研究実績の概要

モルモットよりマクロファージ及び胎盤を採材し、胎盤はスライス培養及び胎盤由来細胞の分離培養に用いた。胎盤由来細胞培養系の構築を試みたが、確立できていない。胎盤スライス及びモルモット線維芽細胞(GPL)とマクロファージを、chamber systemにより培養し、GPCMVを接種しその感染動態を蛍光を指標とし解析したが、chamber system内での移行が認められなかった。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

胎盤由来細胞の分離培養手技が完全に確立できていない。マクロファージの移行を促す条件検討が必要。

今後の研究の推進方策

胎盤由来細胞(trophoblast)の分離培養条件の再検討を行う。様々な細胞が混じった形での培養は出来ているため、それを用い、抗体によりtrophoblastを検出し、感染動態を解析する方法も行う。いくつかの誘導物質及び培養条件を検討し、感染マクロファージの動態解析を行う。また、感染マクロファージを直接培養細胞上に共培養することによるウイルス感染動態の解析も行う。動物を用いた実験も並行して進めていく。

次年度使用額が生じた理由

年度末納品等にかかる支払いが平成27年4月1日以降となったため、当該支出分については次年度の実支出額に計上予定。平成26年度分についてほぼ使用済みである。

次年度使用額の使用計画

上記のとおり。

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公開日: 2016-06-01  

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