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2016 年度 研究成果報告書

早産起因微生物、ウレアプラズマの宿主細胞感染メカニズムの解明

研究課題

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研究課題/領域番号 26860859
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 胎児・新生児医学
研究機関地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪府立母子保健総合医療センター(研究所)

研究代表者

西海 史子  地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪府立母子保健総合医療センター(研究所), 免疫部門, 流動研究員 (60599596)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードウレアプラズマ / 絨毛膜羊膜炎 / オートファジー / エクソサイトーシス
研究成果の概要

わが国での早産率は約6%で、早産児は呼吸器障害、神経障害などの合併症を伴うことがある。その原因の約半数に細菌感染や、病理的な絨毛膜羊膜炎(CAM)が認められる。流早産胎盤における Ureaplasma spp.の分離頻度は42%であり、CAMの起因微生物として最も重要な細菌の一つである。
今回の研究でU. parvumは宿主細胞に取り込まれた後、微小管に沿って移動しERまで運ばれた後、ガレクチンの集積が起こり一部のU. parvumがオートファジーによって分解されていた。さらにリサイクリングエンドソームに取り込まれて細胞外へエクソサイトーシスされ、新たな宿主細胞に再感染している事も示された。

自由記述の分野

医歯薬学

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公開日: 2018-03-22  

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