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2017 年度 研究成果報告書

胎児脳におけるヒストンアセチル化修飾を介した神経細胞分化制御機構の解析

研究課題

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研究課題/領域番号 26860860
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 胎児・新生児医学
研究機関地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪母子医療センター(研究所)

研究代表者

爪 麻美  地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪母子医療センター(研究所), 病因病態部門, 研究技術員 (70711026)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2018-03-31
キーワードヒストンアセチル化 / BETファミリータンパク質 / 幹細胞 / マウス
研究成果の概要

マウス胎児脳の初期発生過程において、神経幹細胞は自己複製を行うとともに神経細胞を産生するが、この過程にヒストンアセチル化修飾がどのように関わっているかはよく分かっていない。本研究では、ブロモドメインを介してヒストンアセチル化修飾に結合し、転写制御に働くことが示唆されているBETファミリータンパク質 (BET) に着目した。BETが結合するH4K5acとH4K12acの発現パターンを解析すると、神経幹細胞のS期で強く発現することが分かった。さらに、BETの機能を阻害する化学薬剤を用いた解析から、BETは幹細胞の未分化性維持に重要な役割を果たす遺伝子群の転写に必要であることを明らかにした。

自由記述の分野

発生生物学

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公開日: 2019-03-29  

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