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2015 年度 研究成果報告書

ヒト免疫不全ウイルス感染ランゲルハンス細胞の免疫学的機能の検討

研究課題

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研究課題/領域番号 26860875
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 皮膚科学
研究機関山梨大学

研究代表者

松澤 高光  山梨大学, 総合研究部, 助教 (40568028)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワードHIV感染 / ランゲルハンス細胞 / HIV特異的免疫応答
研究成果の概要

ヒトランゲルハンス細胞(LCs)がHIVに感染後、どのようにHIV特異的免疫応答を変調するかは明らかにされていない。
本研究では、in vitroまたはex vivoでHIV感染させたLCsはHIV非感染LCsと比較して、ナイーブCD4陽性T細胞からエフェクター制御性T細胞への誘導能が有意に低下していた。一方で、in vitroまたはex vivoでHIV感染させたLCsは、ナイーブCD8陽性T細胞からIFN-γ産生能を有するHIV特異的CD8陽性T細胞を誘導した。
以上の結果より、HIV感染LCはHIV特異的免疫応答を誘導し、後天性免疫不全症候群の発症を遅延させている可能性が示唆された。

自由記述の分野

HIV感染におけるランゲルハンス細胞の免疫学的機能

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公開日: 2017-05-10  

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