研究課題
若手研究(B)
肺の悪性腫瘍に対する放射線治療の精度を高めるシステム構築の為、胸表面の呼吸筋の電気信号を計測して肺の動きを予測する研究を行った。肺の動きを透視画像で測定、呼吸筋の信号を胸部に筋電位計の電極を配置して測定し、両者の関連性を解析した。結果は、呼吸筋の電気信号はノイズが大きく、測定できたデータからは呼吸性移動に先立った呼吸筋の電気信号を検知するシステムは構築することができなかった。システム構築には、研究計画時に必要と考えられたデータ量より多くのデータが必要であったと思われる。
放射線治療