研究課題
若手研究(B)
生体外研究の結果、血液と等比重となるように調整された油性造影剤で作成した懸濁液は、高比重な油性造影剤で作成した懸濁液と比較して粘性度が低く、肝動脈塞栓術や動脈内化学療法において有効な素材となりえる可能性が示唆された。また生体内研究の結果、等比重油性造影剤は、従来の高比重油性造影剤と比較して、動脈内に注入されたのちの組織分布が重力の影響を受けにくく、より均一に分布する可能性が示唆された。
医歯薬学