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2017 年度 研究成果報告書

LETの異なる炭素イオン線と抗癌剤併用時の増感効果の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 26861026
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 放射線科学
研究機関自治医科大学 (2016-2017)
国立研究開発法人放射線医学総合研究所 (2014-2015)

研究代表者

若月 優  自治医科大学, 医学部, 教授 (40399449)

研究協力者 柴 慎太郎  
入江 大介  
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2018-03-31
キーワード炭素イオン線治療 / 重粒子線治療 / 化学放射線治療 / 増感効果
研究成果の概要

本研究は炭素イオン線照射と化学療法の同時併用時の増感効果の有無を明らかにすることが目的である。
臨床試験として行われた症例の解析から炭素イオン線照射は化学療法併用により炭素イオン線単独と比較して腫瘍の縮小が大きいことが示された。また子宮頸癌腫瘍細胞株を用いた研究では低LET炭素イオン線照射ではシスプラチン併用群と非併用群で生存率に有意差を認めたが、高LET炭素イオン線照射では有意差が認められなかった。
これらの結果から低LETの炭素イオン線照射とシスプラチンの同時併用は増感効果の存在が示唆され、高LETの炭素イオン線とシスプラチンの同時併用は増感効果が存在しない可能性が示唆された。

自由記述の分野

放射線腫瘍学

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公開日: 2019-03-29  

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