• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2015 年度 研究成果報告書

スリーブ胃切除術における耐糖能改善機序の解明:糖代謝へ影響するグレリン変化の解析

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 26861047
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 外科学一般
研究機関大阪大学

研究代表者

宮崎 安弘  大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (00571390)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワードグレリン / 2型糖尿病 / スリーブ状胃切除術 / リバウンド / 代謝栄養外科学
研究成果の概要

病的肥満患者における胃内グレリン発現状況には個体差があり,グレリン発現量が高い患者ほどスリーブ状胃切除後体重減少効果が大きいが,発現量に関わらず全例がスリーブ胃切除により糖尿病が寛解した.また,スリーブ切除後残胃小彎にグレリン発現および食欲が亢進する症例が存在し,このような症例は他の症例と比較し,血中インスリン値・Cペプチド値が正常値化しない傾向がみられた.また,このような症例は体重リバウンドを認めた.
以上から胃内グレリン発現量は,スリーブ状胃切除術による糖尿病改善効果に直接的相関は認めなかったが,間接的もしくは一因子として影響している可能性が示唆された.

自由記述の分野

消化器外科

URL: 

公開日: 2017-05-10  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi