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2015 年度 研究成果報告書

肝細胞癌に対する抗癌剤および造影剤内包高分子ナノミセルを用いた新しい治療法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 26861067
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 消化器外科学
研究機関滋賀医科大学

研究代表者

貝田 佐知子  滋賀医科大学, 医学部, 特任助教 (70710234)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワード高分子ミセル / ドラッグデリバリーシステム / 抗癌剤 / MRI造影剤 / 肝細胞癌
研究成果の概要

プラチナ系抗癌剤であるDACHPtとT1強調MRI造影剤であるGd-DTPAの両方を内包したDACHPt/Gd-DTPA内包高分子ミセルを作成した。ミセルは直径約33nmで腫瘍内に選択的に送達でき、長い血中滞留性を有し、内包する薬剤の徐放性を併せ持つことを確認した。さらにMRI造影力の指標である緩和能はGd-DTPAに比べ20倍以上を示した。このミセルを肝癌移植ラットモデルに投与したところ、抗癌剤投与群、生理食塩水投与群に比べて生存期間が有意に延長した。MRI造影効果も同濃度のGd-DTPA投与群に比べ、腫瘍造影効果は有意に高く、かつ3時間以上持続した。

自由記述の分野

消化器外科

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公開日: 2017-05-10  

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