研究課題/領域番号 |
26861102
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研究機関 | 杏林大学 |
研究代表者 |
紅谷 鮎美 杏林大学, 医学部, 医員 (20726757)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 縫合不全 / 血流評価 / 酸素飽和度 |
研究実績の概要 |
本研究は、大腸の手術において、腸管切離・吻合を行った際に、吻合部の血流と、酸素飽和度の測定をO2Cという機械を用いて行い、測定値と術後の縫合不全との関連を調べるものである。 実際に測定したところ、機械の精密さもあり、測定中にも数値が安定せず、測定値のばらつきが大きくみられた。 このばらつきが大腸に限ったものであるのか確認するため、本研究内容とは異なるが、他臓器の血流の測定も行い検討している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
測定に必要な機械の導入が遅れたため。 予測よりも術後縫合不全を起こした症例が少なく、比較検討が困難であるため。
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今後の研究の推進方策 |
より縫合不全のリスクが高い直腸手術を対象とし、症例を絞って測定を行う。
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次年度使用額が生じた理由 |
機械の導入の遅れにより、リース代の支払い方法が決まっておらず、最終年度に支払う予定となっているため。 必要な症例数まで到達しておらず、学会発表ができていないため。
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次年度使用額の使用計画 |
情報収集のため、積極的に学会に参加する。
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