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2015 年度 研究成果報告書

動脈硬化病態形成のメカニズム解明によるプラーク破裂予測因子の新規探索

研究課題

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研究課題/領域番号 26861112
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 心臓血管外科学
研究機関熊本大学

研究代表者

田 哲  熊本大学, 大学院生命科学研究部 (医), 研究員 (80723890)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワード動脈硬化
研究成果の概要

ApoE 欠損マウスを用いて6週間のニコチン持続投与による動脈硬化プラークの検討を行った。ニコチン群はコントロール群に比べ、プラーク形成の増加、Angptl2の発現上昇を認めた。さらにマウス初代培養血管内皮細胞にニコチン添加を行い、Angptl2の発現上昇を認めた。ニコチンによるプラーク形成がAngptl2 を介するか確認のためApoE;Angptl2 欠損マウスを用いて6週間ニコチン持続投与を行った。ニコチン群とコントロール群はプラーク形成について差異を認めなかった。以上よりニコチンは血管内皮細胞のAngptl2を発現させ、Angptl2を介してプラーク形成を促進させる可能性が示唆された。

自由記述の分野

分子生物学

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公開日: 2017-05-10  

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