ラット内頚動脈穿通によるくも膜下出血モデル作成を行った。手技に先立って左頭部穿頭を行い、左前頭葉へ脳圧センサー先端を挿入、留置してくも膜下出血作成前から持続的に脳圧をモニタリングしている。作成したラットくも膜下出血モデルに対して治療群を作成、24時間後に安楽死を行い検討を行った。アポトーシスの検出としてTUNEL染色およびカスパーゼ3、さらに抗ラジカル染色を追加した。血管脳関門の破綻についてはMMP-9をELISAにて測定、エダラボンにて有意差を持って治療効果が得られた。脳底動脈血管面積測定にて評価を行ったところ、エダラボン治療群にて有意に攣縮治療効果が認められた。
|