研究課題/領域番号 |
26861138
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
遠藤 英徳 東北大学, 医学系研究科, 非常勤講師 (40723458)
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研究協力者 |
杉山 慎一郎 東北大学, 医学系研究科, 非常勤講師 (30623152)
新妻 邦泰 東北大学, 医学系研究科, 助教 (10643330)
仲井 正昭 近畿大学, 理工学部, 准教授 (20431603)
中川 敦寛 東北大学, 医学系研究科, 講師 (10447162)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 脳動脈解離 / 穿通枝 / 脳血管内治療 / ステント / 流体力学 |
研究成果の概要 |
研究期間中に出血性椎骨動脈解離は計15例来院した.全例に脳血管撮影を行い,解離部の解剖学的特徴を検討し,解離周囲からの穿通枝の起始を確認した.血管撮影のデータを基に,computational fluid dynamicsの解析を行い,流体工学的に血流阻害効果の得られる条件を検討し,停滞する流れ環境下においても血流停止が生じず,分枝細血管の開存が維持される条件を検討した.シミュレーションでは新規ステントデザインを作成可能であったが,患者毎の解離部の形状バリエーションが多いこと,穿通枝を血管撮影で視認不可能な場合も多いこと,などから実際に臨床応用可能な新規ステントを開発するには至らなかった.
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自由記述の分野 |
脳神経外科学
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