研究課題
若手研究(B)
細胞培養技術を駆使し、生体に近い血液脳関門モデルを作製した。このモデルに炎症刺激を加えると、炎症性サイトカインが上昇し、血液脳関門機能が低下することが確認された。更に脂質異常症治療薬であるスタチンを投与することで、このサイトカイン上昇が抑制されることを確認した。脳内炎症を抑えることは、脳梗塞のみならず、多くの中枢神経系疾患において重要であるため、今後そのメカニズム解明に着手する。
脳神経外科学、血液脳関門学