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2015 年度 研究成果報告書

転写因子Nkx3.2をターゲットとした変形性関節症(OA)治療法の確立

研究課題

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研究課題/領域番号 26861189
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 整形外科学
研究機関大阪大学

研究代表者

蛯名 耕介  大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (70612076)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワード軟骨再生 / 滑膜細胞 / 変形性関節症 / 関節リウマチ / 同種移植 / 細胞バンク
研究成果の概要

変形性関節症(OA)患者の軟骨でNkx3.2の遺伝子発現は非変性部より変性部において約1/2と低値であった。滑膜細胞を用いた軟骨再生効率を高めるために、Nkx3.2遺伝子を導入したプラスミドを作成して遺伝子導入し、Nkx3.2の遺伝子発現が約90~30000倍に、軟骨分化促進因子Sox9の遺伝子発現が約2~7倍に、軟骨分化誘導後もSox9の遺伝子発現が約2.8倍に増加していた。また滑膜細胞のバンク化による同種移植の可能性を検討するためOA患者と関節リウマチ患者の滑膜細胞をヌードラットの膝関節軟骨欠損部に移植したところ、良好な軟骨再生能を認めたことより、有効な選択肢となる可能性が示された。

自由記述の分野

骨・軟骨代謝/関節リウマチ

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公開日: 2017-05-10  

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