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2015 年度 研究成果報告書

腱損傷の治癒過程におけるサルコペニアの影響の検討

研究課題

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研究課題/領域番号 26861192
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 整形外科学
研究機関神戸大学

研究代表者

乾 淳幸  神戸大学, 医学部附属病院, 医員 (70457092)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワード腱損傷 / サルコペニア / 老化 / 脂肪変性
研究成果の概要

腱縫合術後の予後を決める因子として、筋肉や腱の脂肪変性があげられる。サルコペニアモデルとして40週齢のSAMP6と、コントロール群としてSAMRを使用した。右足アキレス腱を切離・修復し、2週間後に筋重量・組織評価・遺伝子発現について検討した。
腱での3型コラーゲンの発現はSAM-P6群でSAMR群に比べて低く、両群とも腱の表層に脂肪滴の発現を認めた。筋肉での脂肪分化遺伝子はSAMP6群で高値であり、組織学的により多くの脂肪滴の発現を認めた。腱におけるコラーゲンの発現バランスの変化や、筋肉の脂肪変性が老化モデルマウスでは認められ、これが臨床成績を不良にする原因の1つであると考えられた。

自由記述の分野

整形外科 手外科

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公開日: 2017-05-10  

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