研究課題/領域番号 |
26861193
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
角谷 賢一朗 神戸大学, 医学部附属病院, 助教 (10533739)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 椎間板 / アディポネクチン / 変性 |
研究実績の概要 |
イリザロフ型創外固定器をラット尾椎に装着し、多段階の椎間板変性モデルを作成した。本モデルでは、尾椎の圧迫する日数により、軽度の椎間板変性、中等度の椎間板変性が再現可能であるが、本モデルにより作成した多段階の椎間板におけるアディポネクチンレセプターの発現性を免疫組織学的に実験した。 結果は、未変性椎間板から軽度、中等度へと椎間板変性が進行するにつれて、椎間板髄核細胞に発現している、アディポネクチンレセプター-1.2ともに、その発現性は低下していた。さらに、椎間板線維輪細胞でも同様の結果であった。 これまでの我々の研究から、アディポネクチンは椎間板の恒常性維持に関与している可能性が考えられた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
メカノレセプターに関する研究が、遅れているため。
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今後の研究の推進方策 |
これまで、アディポネクチン中心の実験系でしたが、結果がでたので、メカノレセプターに関する研究に主軸に致します。
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次年度使用額が生じた理由 |
使いまわせる抗体や実験機器の節約により差額が生じた。
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次年度使用額の使用計画 |
次年度に使用予定はある。
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