コントロール群としてIPSS(国際前立腺症状スコア)における尿意切迫感スコア 0 or 1かつ夜間排尿回数0 or 1の患者26名、過活動膀胱患者としてIPSSにおける尿意切迫感スコア2以上かつ夜間排尿回数2回以上の患者32名を選定した。それぞれの患者から血液サンプルを回収し、このサンプルにおいてメタボロミクス解析を行った。過活動膀胱患者群において高く検出された物質としては、Tetradecanoic acd, Erucic acidを検出した。これらの物質が過活動膀胱の発症に関与しており、新規の診断バイオマーカーとなる可能性がある。
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